看護師の休暇はどのようになっているのだろうか。

看護師の平均年間休日は120日前後となっているが、職場によっても大きく異なる。

職場により完全週休2日制、週休2日制、4週8休、4週6休など休みの取り方は様々だ。

夜勤がある病棟勤務の場合、固定した曜日に休むことや、ゴールデンウィークやお正月などにまとまった休みを取ることは難しくなる。

夜勤明けは次の日が休みの場合が多い。

大きな病棟で働いていると看護師の人数が多くシフト制の場合が多いので、休みが調整しやすい傾向になっている。

土日祝日など定休日が決まっているクリニック勤務の場合は、決まった曜日に休みを取ることができる。

また勤務先により、リフレッシュ休暇や結婚休暇、教育訓練休暇などが取れるところもある。

現在の労働基準法では、年に5日は有給休暇を取ることが義務付けられているため、休みを増やす場合は有休休暇制度を有効に使うと良い。

看護師の有給休暇の日数は、働いている年数によって異なり、週5日働いている看護師で1.5年勤務だと11日、3.5年だと14日などとなっている。

有給休暇は発生した日から2年を超えてると消滅するので注意が必要だ。

家族と休みを合わせたい場合は、事前に休みの希望を出したり夜勤明けの休日を上手く利用すると良い。

日勤と夜勤がある看護師は睡眠コントロールが難しくなるので、休日を上手く使って体を休めたりリラクゼーションの時間に当てたりする看護師が多い。